2014年12月09日

実例で見る活字書体「まどか蛍雪M」①

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『リアル・シンデレラ』
(姫野カオルコ著、光文社、2010年3月19日)

なにげなくパラパラとページをめくってみたとき、多くの書籍と同じように本文は近代明朝体だと思った。ところが途中から「まどか蛍雪M」が本文に使われているではないか。一冊丸ごとというわけではないが、半分ぐらいのページは「まどか蛍雪M」で組まれている。近代明朝体で組まれたページと「まどか蛍雪M」で組まれたページが交互にでてくる。
「まどか蛍雪M」が本文に使われているのを見つけたのは、この『リアル・シンデレラ』がはじめてだった。見た目の文字サイズを近代明朝体と同じにするためにか、「まどか蛍雪M」を(プロポーショナルができないので)均等に詰めているようだ。また、祈禱の「禱」などが別の書体になっている。本文での使用についての課題も浮き彫りにされている。
posted by 欣喜堂 at 19:00| Comment(0) | 実例で見る活字書体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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